2007年02月26日
沸き踊る衝動の音楽 言葉を必要としない 究極の映像世界へようこそ
昨夜久しぶりにTUTAYAでDVD借りて電球の切れた暗い部屋で一人映画を観た。作品名:「DOGORA」
監督:パトリス・ルコント
パトリス・ルコントは世界中の映画通を唸らせてきたフランスの巨匠で、ここ日本でも『仕立て屋の恋』や『髪結いの亭主』などで有名なのでは??独特の色彩感覚や音世界。台詞に頼らない映像表現。まさに映画らしい映画を撮り続ける監督です。好き嫌いはあるのかな?
そんな彼がいつかは形にしようと長年思い続けていた究極のルコント映画が本作『DOGORA』です。フランスの音楽家エティエンヌ・ペルション作曲「DOGORA」とカンボジアの風景。ルコントの魂を揺さぶったこの2つの衝撃が、彼を衝動的にこの作品へと向かわせたのです。台詞の全く無い、音楽と映像のみの作品です。
以下はルコントのインタビューからの抜粋です。
ルコントの魂を焦がした音楽がある。「DOGORA」作曲:エティエンヌ・ペルション
「私は動けなくなりました。本当に動けなくなったのです。その曲が持つ活気、哀調、率直さ、激しさに圧倒され、この音楽を聴く以外のことは何もできなくなったのです。」〜パトリス・ルコント〜
そして、その音楽を激しく引き寄せた風景がある。 「カンボジアでもっとも大きい通りを歩いていたとき、突然「DOGORA」のことを思い出したのです。このちょっと中央アジアを想わせるようなアジアの国と「DOGORA」のメロディーが、感電するように私の中で結びついたのは必然でした。」〜パトリス・ルコント〜
