2007年06月20日
ビオワインと聞いてふと思うことVol.1
ここ数年間「ビオワイン」というものがワイン界の勢力図を変えようとしている。簡単に言えば「有機栽培で作られたブドウ」から出来たワイン。
農薬や酸化防止剤が入ってないという事で、「安心・安全」がキーポイントである。
大阪でも河内は柏原市にある「カタシモワインフード」がいち早く府からその認定を受けたのですが、そこに至るまでの苦労といえばまさに想像を絶する。
この認定を受けるにはある規定の検査を行う。つまり、ブドウのなる畑から「農薬の類の摂取量」を測定するわけです。言うならば「飲酒検問」と一緒です。
ただ問題なのが、その木から半径何平米という広域に亘って検査する為、他人の影響をものすごく受けることなんですね。隣の畑で農薬使えば即アウトですし、過去に使っていればそれが土壌に残っていてこれまたアウト。
雑草や虫対策も全て人の手によって行うため、ワインの出来る量こそ同じでも、農薬使用に比べて、年間に掛かる費用はウン百万も上乗せされるとの事。
それでもカタシモさんは「日本の食卓に合う、安心、安全なワインを」と、5年以上前から取り組み、やっと今年その認定を受けるにあったのです。
僕は特に「ビオワイン」第一主義者や有機物主義者ではありません。
しかし何を持ってお客様にお勧めするか、というひとつの選択肢として、味もさることながら、その背景にあるストーリーは大事にします。
自分の知識や経験、感覚によって、「良い」と思うものを選択する。
その判断基準は時と共に変わるのですが、常に納得のものをお届けできるようにします。
・・・というわけで、これからはちょくちょく飲み物のご紹介もやっていきますね。
